市場動向と今後の方向

 ティーズサウンドライトとパートナー各社により、現在までに様々な商品展開を行って参りました。多くの中国工場とも継続的な取り引きがありますが、信頼出来る工場、メーカーとの取り引きに至るまでには、かなり痛い思いをしてきた面もあります。突然連絡が取れなくなり会社解散。輸入商品に落書きがある。さらにはトランスが接続されていない、意味不明のパーツが有る等...。それでも、我々はマーケットが望む低価格な商品を、安売り店等と競合しながら、より良い品質の製品を求め現在に至っております。中国に関しては「世界の工場」と名が付く通り、世界の一流照明企業までが中国工場での生産に踏み切り、そして、その結果、今...。
 
模造品の雨霰。故障した物を誰が責任もって直すのか、電気用品安全法は?と様々な問題が生じてきているのも事実です。これらの問題点の他に、中国「元(通貨)」の国際通貨化、鉄不足、物価上昇、人件費上昇等、ここ2〜3年のスパンでみても、価格的に2〜30%の上昇は避けられない事となるでしょう。

 我々日本人には日本人の道がある。ムービングライトを世界で始めて造ったのは、定説であったバリではないのです。NHKが東京オリンピックの時にリモートサーチライトを実際に使用。世界のムービングの巨人2社がそれを認め、1社はそれが原因かは定かではありませんが、その日本の開発者当人を訪れた後に身売りしているという事実があります。
 我々は、日本国内に於ける製造。Made in Japanをテーマに製品を日本で造る事を始めます。今まで数社程日本メーカーもありましたが、プライス的にはとても競争力の有る物ではなく、現在では殆ど聞かなくなってしまった商品も多いでしょう。
 我々は、誰もがやっていない機能・工夫を凝らし、国産であっても海外製品に負けない競争力のある商品開発を始めるべく、「MIJ(Made in Japan)」を始動します。2年後にには製品として昇華させていく心意気で進めて参ります。その製品が何であるかは、ここでは詳細を述べませんが、MIJプロジェクト始動をこの場をかりて発表させて戴きました。